Scribble at 2025-05-10 09:13:36 Last modified: unmodified
普段から Stable Diffusion 1.5 で画像を生成させているときに、どういうサイズで出してるのかというと、もちろん用途によって色々と変わります。
まず自作の LoRA が適用されている様子をざっと確認したいだけであれば、最も効率がよい 512 x 512 ピクセルで ADetailer も使わずにざっと出してしまうことがあります。この設定だと、僕のマシンですら1枚あたり3秒前後で出せますから、パフォーマンスには問題ありません。これが、いちばん効率の良いサイズでしょう。
逆に、最も時間がかかるサイズだと、デスクトップ・マシンの壁紙用として 1,920 x 1,080 ピクセルの画像を直に(つまりアップ・スケールしないで)生成させることもあります。これは、さすがに1枚あたり数分はかかるのですが、ここ最近は出していないので記憶は曖昧です(A1111 の Web UI は生成ログ・ファイルを残さないので、実際に動かしてみないと正確な所要時間は分からない)。
他に、アップ・スケールを含めて考えるなら、社内文書、たとえば「会社案内」や「入社ガイド」などの表紙や挿絵を作るときに、A4版の寸法で出力することがあります。これは、まず 724 x 1,024 ピクセルで生成させてから、Web UI の「Extra」あるいは Upscayl を使っていた頃はアップ・スケールのアプリケーションで、いわゆる印刷用の入稿で必要な解像度(300~350 dpi)である 2,480 x 3,508 もしくは 2,894 x 4,093 ピクセルに精細化しています。